どうもこんにちは、ブログ担当のMR. Kです。今回は年一回の沖縄市建築士事務所会の研修旅行に参加させていただきましたのでその報告や感想を書いたブログにしようと思います。

まず最初にこの研修旅行の1番の目的は日本の歴史的建造物や有名建築家などが設計した素晴らしい建物を視察し、日々の設計業務や何か行き詰まった時のアイデアに繋げる為の研修でした。なるべく沢山の建築物を視察するべく、本当にタイトスケジュールな2泊3日になりました。
今回は18社20名の参加がありましたが20代での参加は私1人で、大先輩の建築士の皆さんに囲まれ非常にいい勉強になりました。

•1日目

@大阪 「こども本の森 中之島」
初日は飛行機で到着してすぐ建築家安藤忠雄の「こども本の森」を視察。全面コンクリート打ちっぱなしのデザインはもちろんPコンや目地のバランス、施工技術が非常に素晴らしかった。聞くところによると、安藤忠雄先生は専属のPコンのスパンやバランスだけを設計をする人がいるとの事。そして何とこの施設、安藤忠雄が自費で設計施工を行い、大阪府に寄贈した建物らしい。運営資金と館内の本は皆さんからの寄付で成り立っており、予約をすれば誰でも自由に本に触れる事ができるよう開放しているそうだ。

@大阪 大阪仲買木材会館
木造3階建
延床面積1,032㎡
竣工2013年
当時ビルとしては異例の木材を使用し建てられた建物で、数々の賞を受賞した。

•2日目

@神戸 竹中大工道具館
消えてゆく大工道具を民族遺産として収集・保存し、さらに研究・展示を通じて後世に伝えていくことを目的に、1984年、神戸市中山手に設立されたのが日本で唯一の大工道具の博物館「竹中大工道具館」です。(竹中大工道具館HP参照)

@兵庫県淡路島 禅坊靖寧

「禅坊 靖寧(ぜんぼうせいねい)」は、360度に広がる淡路島の四季折々の景色、燦燦と降り注ぐ陽の光、澄んだ空気、雄大な緑、夜空に輝く星たちを堪能することが出来る「禅(ぜん)リトリート&レストラン」。

2022年のオープン以来、テレビやメディアにも数多く取り上げられ、その唯一無二のコンセプトと美しい建築物が話題。淡路島の稜線を超えないように計算された建築で、中でも圧巻は100mに及ぶウッドデッキ。だれでもゆったりと座禅に取り組めるよう開発された座禅用の椅子で、体の痛みなく禅の時間が持てます。鳥のさえずりが聞こえる展望デッキで目を閉じメディテーションをすると、不思議と心が落ち着き今話題のマインドフルネスを味わうことができた。

お昼は立派な茅葺き屋根の建物でランチ。裏庭の畑で育てたお野菜がとってもおいしかった!

@兵庫 兵庫県立美術館
設計建築士 安藤忠雄
第2展示棟は既存の展示棟とギャラリー棟の通路だったところに増築されました。鉄骨3階建てで、建築面積は87.82㎡、延床面積は614.74㎡。この増築部分の設計・施工の費用は安藤忠雄建築研究所が全額負担し、兵庫県に寄贈されたそうです。

•3日目
@大阪 近畿大学キャンパス
ゴシック調のデザインをモチーフにしたキャンパスがとても印象的だった。トイレも一瞬ホテル間違うぐらいめっちゃ綺麗でびっくりでした。ここに通う大学はさぞ楽しいだろーなーと、羨ましくなった。

@大阪 藤田美術館

@大阪 松原市民図書館 読書の森

今回の研修旅行は本当に沢山の建築物に触れる事ができて楽しかった。この経験を社内設計部の皆と共有して、エン設計も設計や建物で人々に感動を与えられる様にこれからもより一層精進していこうと思った。

-おわり-