春の日に-首里城赤瓦のしっくい剥がしのボランティア

エン設計から有志が首里城火災でダメージを負ってしまった瓦たちのリサイクルイベントしっくい剥がしのボランティアに参加しました。

 この度、沖縄総合事務局国営沖縄記念公園事務所、沖縄県、(一財)沖縄美ら島財団では、昨年10月31日に発生した火災により影響を受けた首里城の赤瓦について、ボランティアの募集を再開します。内容は、首里城復元に向けた作業が日々進む現場の近くにおいて、破損瓦等の処理の一環として、今後様々な用途で利活用の可能性がある赤瓦の漆喰はがしにご参加いただくものとなっています。

※このボランティアは、天候や首里城復旧工事、その他やむをえず延期や中止することがあります。

沖縄県HP 【募集再開】首里城赤瓦の漆喰はがしボランティア実施について

 作業時間は2時間ほどでしっくいの付いた赤瓦をストック場から持ってきて金のへらでこそげ落とし、金ブラシでこすり…研磨スポンジで仕上げ、きれいになった瓦をストック場所に持っていく…という内容の軽作業です。

しっくいの付いた赤瓦、男瓦
ビフォー:しっくいが付いた男瓦
しっくい除去作業後の男瓦
アフター:しっくいが取れてきれいになった男瓦
沖縄赤瓦のセット
沖縄赤瓦・丸い男瓦と平たい女瓦。2つでワンセット

しっかり塗られたしっくいは上下ワンセットの赤瓦が台風などでも脱落しないよう瓦どうしの隙間を補強するためのもの。

この日はとってもいい天気で、気候も穏やかで首里城が健在ならとても青空に赤瓦が映えたことでしょう…

赤瓦しっくいはがし参加証
最後に参加証がもらえます

 あってはならないことが起こり、代償としてかけがえのないものが焼失してしまったあの時。
失われたものへ悲しみに暮れる時は過ぎ、誰もが…今を生きている一人一人が他人事と思わずに向き合い続けるべき出来事。原因が不明という結果で収束したのなら、残された我々ができることは受け止め、学び、2度と繰り返さないよう思考することのみ。

こうやって風化しないようその記憶に触れて、実感できる機会は貴重ですね。